トランザクション処理(全57問中42問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
データベースの回復処理に関する記述として,適切なものはどれか。

出典:平成20年春期 問60

  • ウォームスタート方式の再始動では,チェックポイントまで戻り,更新情報のログを使用してデータベースを回復する。
  • 更新情報のログを見て,チェックポイントから後に正常終了したトランザクションの情報をデータベースに反映する操作を,ロールバックという。
  • コールドスタート方式の再始動では,チェックポイントでのログと更新情報のログが使用される。
  • 障害発生時に終了していないトランザクションを更新前の状態に戻す操作をロールフォワードという。
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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:トランザクション処理
解説
  • 正しい。ウォームスタート方式は、ハードウェアに影響がない障害が発生したときに、システムやコンピュータに電源が入っている状態でソフトウェアリセットなどによって再始動を行うことです。ウォームスタートの場合は、直近のチェックポイントまで戻り、更新後ログを使用してそれ以後に実行されたトランザクションをデータベースに反映することで回復させます。
  • 更新情報のログを見て、チェックポイントから後に正常終了したトランザクションの情報をデータベースに反映する操作を、ロールフォワードと言います。
  • コールドスタート方式は、コンピュータの電源が完全に切れている状態から再起動することです。記憶媒体などにハードウェア障害が発生したときは、チェックポイントからの回復を断念し、バックアップファイルと更新後ログを使用してデータベースを障害発生直前の状態に回復させます。
  • 障害発生時に終了していないトランザクションを更新前の状態に戻す操作をロールバックといいます。

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