トランザクション処理(全57問中4問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
媒体障害の回復において,最新のデータベースのバックアップをリストアした後に,トランザクションログを用いて行う操作はどれか。

出典:令和3年免除 問29

  • バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールバックする。
  • バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールフォワードする。
  • バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールバックする。
  • バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:トランザクション処理
解説
データベースの障害にはトランザクション障害、システム障害、媒体障害などの種類があり、それぞれ回復方法が異なります。媒体障害とは、ハードディスクなどの装置や機器自体の不具合により生じる障害で、その時の一般的な回復手順は次の通りです。
  1. 機器を正常に動作するものに取り換える。
  2. バックアップデータを使用して、正常なディスクにバックアップ時点の状態を復元する。
  3. バックアップ取得時点以後にコミットされたトランザクションについて、更新後ログを用いてデータベースに結果を反映させる「ロールフォワード処理(前進復帰)」を行う。
リストア後に行うべき操作は「ロールフォワード」、その対象は「バックアップ取得後にコミットされたトランザクション」なので正解は「エ」です。

出典


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