ソフトウェア方式設計・詳細設計(全57問中33問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
オブジェクト指向におけるクラス間の関係のうち,適切なものはどれか。

出典:平成22年春期 問47

  • クラス間の関連は,二つのクラス間でだけ定義できる。
  • サブクラスではスーパークラスの操作を再定義することができる。
  • サブクラスのインスタンスが,スーパークラスで定義されている操作を実行するときは,スーパークラスのインスタンスに操作を依頼する。
  • 二つのクラスに集約の関係があるときには,集約オブジェクトは部品オブジェクトの属性と操作を共有する。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア方式設計・詳細設計
解説
  • クラス間の関連である、汎化ー特化関係・集約ー分解関係は2つのクラス間に限ったものではありません。
  • 正しい。スーパークラスから継承した操作をサブクラスで再定義することをオーバーライドと言います。
  • スーパークラスで定義されている操作はサブクラスに継承されます。サブクラスのインスタンスを作成する際には、まず親クラスのコンストラクタが呼ばれ、次に子クラスのコンストラクタが呼ばれます。このためサブクラスのインスタンスは、スーパークラスで定義されている操作をそのまま実行できます。
  • 集約は全体と部分の関係を表します。2つのクラスに集約の関係があるときには、集約オブジェクトは部品オブジェクトへの参照を所有します。汎化関係と異なり属性と操作は共有しません。

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