応用数学(全48問中26問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
標本相関係数が-0.9,-0.7,0.7,0.9のいずれかとなる標本の分布と回帰直線を表したグラフのうち,標本相関係数が-0.9のものはどれか。

出典:平成20年春期 問 8

  • 8a.gif
  • 8i.gif
  • 8u.gif
  • 8e.gif
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:基礎理論
小分類:応用数学
解説
相関係数は、2つの項目の関連度合いを示す値です。値として-1~+1の間の実数値をとり、-1に近ければ負の相関があり回帰直線は右肩下がり、+1に近ければ正の相関があり回帰直線は右肩上がりを描きます。値が0に近いときには2項目間の相関は弱いと判断されます。
負の相関といっても、正に比べて関連性が弱いわけではありません。正負の方向は相関の強さには関係なく、より相関係数の絶対値が(1に近い)大きいものが強い相関性をもつことを表します。

標本相関係数-0.9は負の相関ということになるので、選択肢の中で「ウ」と「エ」が候補となります。もう一方のグラフの標本相関係数は-0.7ということが問題文からわかっているので、2つのグラフのうちより2項目間の相関性が高い「ウ」のグラフが標本相関係数-0.9の回帰直線を表したグラフになります。

Pagetop