平成27年春期午後問3

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
akanetakaさん  
(No.1)
https://www.fe-siken.com/kakomon/27_haru/pm03.html
すみません。
正規形がイマイチ理解できません。
(本問に限らず、APのDB問題も含めて)

設問1のaはウの「第2正規化に基づいて」だと思ったのですが、
正解はイの「第1正規化に基づいて」とのことです。
図2の会員表が第2正規形ではない理由をお教えください。

会員番号(主キー)、氏名、続柄、性別、生年月日、備考 を別表にすれば第2正規化になるでしょうか。

となると、図2の会員表の残りは、会員番号と世帯番号の対応のみとなりますが。

宜しくお願い致します。
2022.11.06 13:06
jjon-comさん 
FE ゴールドマイスター
(No.2)
この問題における正規化作業後の表の姿は次のとおり。

●非正規形([]は繰り返し項目)
世帯表
世帯番号、世帯主番号、住所、電話番号、登録日、班、[会員番号、氏名、続柄番号、続柄名称、性別番号、性別名称、生年月日、備考]

●第1正規形
世帯表(主キーは世帯番号)
世帯番号、世帯主番号、住所、電話番号、登録日、班

会員表(主キーは会員番号)
世帯番号、会員番号、氏名、続柄番号、続柄名称、性別番号、性別名称、生年月日、備考
●第2正規形
第1正規形の結果と変わらない

●第3正規形
世帯表(主キーは世帯番号)
世帯番号、世帯主番号、住所、電話番号、登録日、班

会員表(主キーは会員番号)
世帯番号、会員番号、氏名、続柄番号、性別番号、生年月日、備考

続柄表(主キーは続柄番号)
続柄番号、続柄名称

性別表(主キーは性別番号)
性別番号、性別名称

--------
第2正規形の説明は、このサイトの解説に掲載されています。
https://www.fe-siken.com/kakomon/27_aki/q27.html

> 第2正規化では、複合主キーの部分キーによって
> 一意に定まる属性を別表に移します。

例えば、売上伝票と商品の関係では、
同一のある商品が複数の売上伝票に登場することになりますから、
売上明細表の主キーは(伝票番号、商品番号)という複合主キーになります。
複合主キーがあるなら、
それを構成する部分項目「商品番号」だけから一意に定まる項目があるかもしれません。
それを別表に分離するのが第2正規形です。

それに対して、世帯と会員の関係では、
同一のある会員が複数の世帯に所属することはありえないので、
世帯構成員表(※)の主キーは(会員番号)という単独主キーになります。
複合主キーが存在しないなら、第2正規形への変換過程もありません。
(※ この問題では会員表と名付けています)

--------
> 図2の会員表が第2正規形ではない理由をお教えください。

図2の会員表は第1正規形であり第2正規形でもあります。
第2正規化の作業で分離される要素が元データに含まれていなかったので、
第1正規化の作業を終えた時点で、第2正規形になったわけです。
2022.11.06 15:42
akanetakaさん  
(No.3)
jjon-com様、
>複合主キーが存在しないなら、第2正規形への変換過程もありません。
どうもこの部分を理解しておりませんでした。
お忙しい中、丁寧に説明いただきありがとうございました。
2022.11.06 15:57

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