データ操作 (全59問中11問目)

No.11

次の埋込みSQLを用いたプログラムの一部において,Xは何を表す名前か。
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  • カーソル
  • スキーマ
  • テーブル
  • ビュー

分類

テクノロジ系 » データベース » データ操作

正解

解説

埋込みSQLとは、CやCOBOL、Pascalのような表データを直接扱えない手続き型プログラミングに、関係データベースを操作するためのSQLを埋め込むための手法です。埋込みSQLでは、問合せによって得られた導出表を1行ずつ親プログラムに引き渡しながら処理をしていきますが、この操作において結果表内のある1行を参照する仕組みをカーソルといいます。親プログラム内では、カーソルから値を取り出したり、カーソルに対して更新または削除処理を行ったりします。

設問のSQLにおいては、Xがカーソルに当たります。カーソル操作の流れは以下の通りです。
  • DECLARE CURSOR文でカーソルを定義する。
  • OPEN文でカーソルを開く。
  • 1行ずつ目的の処理を行う。
  • CLOSE文でカーソルを閉じる。
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したがって「ア」が正解です。
  • 正しい。
  • スキーマは、データベースの構造などを定義したものです。
  • テーブルは、属性と組みでデータを格納する表のことです。
  • ビューは、実表の一部、または複数の実表から関係演算(選択、射影、結合など) によって得られた結果を1つの表に見せかけた仮想の表です。
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