データベース設計 (全47問中40問目)

No.40

事務室が複数の建物に分散している会社で,PCの設置場所を管理するデータベースを作ることになった。"資産","部屋","建物"の三つの表を作成し,各表の関連付けを行った。新規にデータを入力する場合は,参照される表のデータが先に存在している必要がある。各表へのデータの入力順序として,適切なものはどれか。ここで,各表の下線部の項目は,主キー又は外部キーである。
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  • 資産 → 建物 → 部屋
  • 建物 → 部屋 → 資産
  • 部屋 → 資産 → 建物
  • 部屋 → 建物 → 資産
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H16秋期 問33
  • 基本情報技術者 H16秋期 問70

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

設問の「新規にデータを入力する場合は,参照される表のデータが先に存在している必要がある」という条件と各表に存在するキーから次のことがわかります。
  • 資産表には建物番号と部屋番号があり、部屋表と建物表を参照している
  • 部屋表には建物番号があるので、建物表を参照している
  • 建物表には別の表を参照する属性がない
この関係を踏まえると、まずは参照する表のない建物表にデータを入力し、その次に建物表のみを参照する部屋表にデータを入力し、最後に建物表と部屋表を参照する資産表にデータを入力するという順序が適切です。したがって「建物 → 部屋 → 資産」が正解となります。
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