マルチメディア技術 (全35問中1問目)

No.1

音声などのアナログデータをデジタル化するために用いられるPCMで,音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。
  • 逆量子化
  • 標本化
  • 符号化
  • 量子化
  • [出典]
  • 午前免除試験 R4-12月 問24
  • 応用情報技術者 H25春期 問26と同題

分類

テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア技術

正解

解説

アナログ音声をデジタル化する過程では「標本化」「量子化」「符号化」という3つの処理が行われます。
標本化
連続的なアナログ値(振幅、周波数、その他の測定可能な性質)を一定の時間間隔(サンプリング周波数という)で測定して、時系列的に連続でない値(離散値という)にすること
量子化
標本化で得られたアナログデータを、離散的なデジタルデータとして近似的に表すこと。仮に量子化ビット数が16ビットであれば、65,536種類のいずれかの値で近似することになる
符号化
量子化で得られたデータをビットして表現すること
したがって、設問にある音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理に該当する手順は「標本化」になります。
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