ファイルシステム (全17問中6問目)

No.6

ファイルシステムの絶対パス名を説明したものはどれか。
  • あるディレクトリから対象ファイルに至る幾つかのパス名のうち,最短のパス名
  • カレントディレクトリから対象ファイルに至るパス名
  • ホームディレクトリから対象ファイルに至るパス名
  • ルートディレクトリから対象ファイルに至るパス名
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H30春期 問17

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア » ファイルシステム

正解

解説

パス名は、ファイルシステム内のディレクトリやファイルの位置を示すものです。パスを指定する方法には「絶対パス」と「相対パス」の二つがあります。
絶対パス
階層の最上位であるルートディレクトリを基点として、目的のファイルやディレクトリまでの全ての経路をディレクトリ構造に従って示す方法
相対パス
現在作業を行っているカレントディレクトリを基点として、目的のファイルやディレクトリまでの全ての経路をディレクトリ構造に従って示す方法
仮に下図のようなディレクトリ構造になっているとして、カレントディレクトリ(現在作業中のディレクトリ)が*のとき、矢印(←)のディレクトリを指定するには、絶対パスだと「\B\A」、相対パスだと「..\..\B\A」と指定することになります。
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したがって適切な説明は「エ」です。
  • あるディレクトリから別のディレクトリに至るパスは一つしかないので、最長・最短のパス名という概念は存在しません。
  • 相対パスの説明です。
  • 絶対パスの基点となるのはホームディレクトリではなく、ルートディレクトリです。なお、Linuxではホームディレクトリをチルダ(~)で表し、そこからの相対パスを指定する方法があります。
  • 正しい。絶対パスの説明です。
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