プロセッサ (全74問中17問目)

No.17

主記憶のデータを図のように参照するアドレス指定方式はどれか。
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  • 間接アドレス指定
  • 指標アドレス指定
  • 相対アドレス指定
  • 直接アドレス指定
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H16秋期 問18
  • 基本情報技術者 H23秋期 問9
  • 基本情報技術者 H25春期 問10
  • 基本情報技術者 H27春期 問9

分類

テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » プロセッサ

正解

解説

コンピュータの命令は、命令部とアドレス部(オペランド)から構成されています。(ただし命令の種類によってはアドレス部がないものもあります)
命令の処理対象となるデータのメモリ上の位置がアドレス部で指定されますが、このとき各種レジスタおよび主記憶上のアドレスを関連付けて有効アドレスを指定する場合があります。このようなアドレス部の情報による有効アドレスの指定方式をアドレス指定方式といいます。

アドレス指定方式には次の6種類があります。
直接アドレス指定
アドレス部の値をそのまま有効アドレスとする。
間接アドレス指定
アドレス部の値で主記憶上のアドレスを指定し、そのアドレスに格納されている値を有効アドレスとする。
指標アドレス指定
アドレス部の値にインデックスレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
基底アドレス指定
アドレス部の値にベースレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
相対アドレス指定
アドレス部の値にプログラムカウンターの値を加えたものを有効アドレスとする。
即値アドレス指定
アドレス部の値を有効アドレスではなく、そのまま演算対象データとする。
図では、アドレス部の値「20」によって主記憶上の20番地を指定し、20番地に格納されている値「25」を有効アドレスとしているので「間接アドレス指定」方式であることになります。
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