ソフトウェア構築 (全39問中37問目)

No.37

モジュール単体テストに関する記述として,最も適切なものはどれか。
  • 通常はコーディングを行ったプログラマではなく,専任のテスト要員がテストケースを作成し,実行する。
  • モジュール間インタフェースは,モジュール単体ではテストできないので,単体テストの対象外となる。
  • モジュール設計書は,正しいことが検証済みであるので,テスト結果に問題があるときは,テストケース又はモジュールに誤りがある。
  • モジュール設計書を見ながら,原則としてすべてのロジックパスを一度は通るようなテストケースによって,検証を行う。

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

単体テストは、プログラムがモジュール単位で正常に動作するかを確かめるテスト工程です。プログラムの内部設計書に基づいてホワイトボックステストを実施し、要求性能を満たしているかの確認を行います。
  • 単体テストは、コーディングを行ったプログラマ自身が実施します。
  • 実際にモジュールの結合を行うのは結合テストですが、モジュール仕様書に記述されたインタフェースが適切に実装されているかの検証は単体テストの対象です。
  • モジュール設計書が誤っている可能性もあります。
  • 正しい。単体テストでは、プログラムの内部構造に基づいて、内部仕様がモジュール仕様書通りに作成されているかを検証します。
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