ソフトウェア構築 (全39問中22問目)

No.22

モジュールの内部構造を考慮することなく,仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。
  • トップダウンテスト
  • ブラックボックステスト
  • ボトムアップテスト
  • ホワイトボックステスト
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H16春期 問37
  • 初級シスアド H19秋期 問31
  • 初級シスアド H21春期 問32

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

ブラックボックステストは、システムの内部構造を考慮せず、システムに与える入力とそれに対する出力だけに着目して、入力に対する出力が仕様書どおりになっているかを検証するテストです。内部でどのような処理が行われているのかは無視するため、システムの内部をブラックボックス(中が見えない箱)に見立てて「ブラックボックステスト」といいます。主にシステムテストや運用テストで用いられます。
  • トップダウンテストは、モジュール間の結合テストでモジュール構成の上位モジュールから順にテストしていく方法です。未完成の下位モジュールの代替として必要となる仮のモジュールをスタブといいます。
  • 正しい。ブラックボックステストは、システムの内部構造を考慮せずに、入力に対する出力が仕様書どおりになっているかを検証するテストです。
  • ボトムアップテストは、モジュール間の結合テストでモジュール構成の下位モジュールから順にテストしていく方法です。未完成の上位モジュールの代替として必要となるモジュールをドライバといいます。
  • ホワイトボックステストは、ブラックボックステストとは対照的に、プログラムの内部構造や処理に注目して実施するテストです。こちらは、記述したソースコードが設計書どおりに正しく実装されているかを検証する目的で開発者自身や開発チームによって実施されます。
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