ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全57問中7問目)
No.7
モジュール間の情報の受渡しがパラメータだけで行われる,結合度が最も弱いモジュール結合はどれか。
出典:平成30年秋期 問48
- 共通結合
- 制御結合
- データ結合
- 内容結合
分類
テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計
正解
ウ
解説
モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さを表し、モジュール結合度が弱いほど関連するモジュールに変更があった場合の影響を受けにくくなるので、モジュールの独立性が高まり保守性が向上します。
モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6段階のレベルに分類されます。
モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6段階のレベルに分類されます。
- データ結合 (結合が弱い↑、独立性が高い↑)
- 処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している。
- スタンプ結合
- 処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している。
- 制御結合
- もう1つのモジュールの制御要素を受け渡している。
- 外部結合
- 外部宣言された共通データを参照している。
- 共通結合
- 共通域に宣言された共通データを参照している。
- 内容結合 (結合が強い↓、独立性が低い↓)
- お互いのモジュール内部を直接参照・分析している。