ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全57問中7問目)

No.7

モジュール間の情報の受渡しがパラメータだけで行われる,結合度が最も弱いモジュール結合はどれか。
  • 共通結合
  • 制御結合
  • データ結合
  • 内容結合

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さを表し、モジュール結合度が弱いほど関連するモジュールに変更があった場合の影響を受けにくくなるので、モジュールの独立性が高まり保守性が向上します。

モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6段階のレベルに分類されます。
データ結合 (結合が弱い↑、独立性が高い↑)
処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している。
スタンプ結合
処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している。
制御結合
もう1つのモジュールの制御要素を受け渡している。
外部結合
外部宣言された共通データを参照している。
共通結合
共通域に宣言された共通データを参照している。
内容結合 (結合が強い↓、独立性が低い↓)
お互いのモジュール内部を直接参照・分析している。
選択肢のうち結合度が最も弱いモジュール結合は「データ結合」です。したがって「ウ」が正解です。
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