ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全57問中4問目)

No.4

オブジェクト指向言語のクラスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • インスタンス変数には共有データが保存されているので,クラス全体で使用できる。
  • オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり,クラスを集めたものがクラスライブラリである。
  • オブジェクトはクラスによって定義され,クラスにはメソッドと呼ばれる共有データが保存されている。
  • スーパークラスはサブクラスから独立して定義し,サブクラスの性質を継承する。
  • [出典]
  • 午前免除試験 R3-12月 問46
  • 応用情報技術者 H28秋期 問47と同題

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

  • インスタンス変数は「型」であるクラスをもとにして作成したオブジェクトの実体です。他のインスタンス変数と共有されるデータはクラスに定義され、インスタンス変数にはオブジェクトごとの個別データが保存されます。
  • 正しい。クラスライブラリは、関連する機能を提供する複数のクラスを集めてひとまとまりにしたものです。
  • クラスで定義され、同一クラスと派生クラスで共有されるデータはクラス変数といいます。クラス変数は、プログラミング言語によっては、静的フィールドや静的メンバー変数とも呼ばれます。
  • 本肢は説明が逆で、サブクラスはスーパークラスの性質を継承して定義します。スーパークラスが親クラス、サブクラスが子クラスに相当します。
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