ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全57問中37問目)

No.37

オブジェクト指向における基底クラスと派生クラスの関係にあるものはどれか。
  • "会社"と"社員"
  • "自動車"と"エンジン"
  • "図形"と"三角形"
  • "人間"と"頭"
  • [出題歴]
  • ソフトウェア開発技術者 H19春期 問41

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

オブジェクト指向における上位クラスと下位クラスの関係には、is-a(汎化−特化)関係と、part-of(集約−分解)関係があります。
is-a(汎化−特化)関係
「動物−犬」や「家電−テレビ」などのように「…は、○○である」で表される関係。上位クラス(基底クラス)の特性を継承して作成される下位クラスは派生クラスやサブクラスと呼ばれる。
part-of(集約−分解)関係
「コンピュータ−CPU」や「自転車−サドル」などのように「…は、○○の一部である」で表される関係。
各選択肢の関係をどちらかの関係に当てはめてみると、
  • 社員は会社の一部であると言えるので、集約−分解関係になります。
  • エンジンは自動車の一部であると言えるので、集約−分解関係になります。
  • 正しい。三角形は図形であると言えるので、汎化−特化関係(基底クラスと派生クラスの関係)になります。
  • 頭は人間の一部であると言えるので、集約−分解関係になります。
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