保守・廃棄 (全10問中2問目)

No.2

条件に従うとき,アプリケーションプログラムの初年度の修正費用の期待値は,何万円か。

〔条件〕
  • プログラム規模:2,000kステップ
  • プログラムの潜在不良率:0.04件/kステップ
  • 潜在不良の年間発見率:20%/年
  • 発見した不良の分類
    影響度大の不良:20%,影響度小の不良:80%
  • 不良1件当たりの修正費用
    影響度大の不良:200万円,影響度小の不良:50万円
  • 初年度は影響度大の不良だけを修正する
  • 640
  • 1,280
  • 1,600
  • 6,400
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H18秋期 問50

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » 保守・廃棄

正解

解説

プログラムの潜在不良率は1kステップ当たり0.04件なので、2,000kステップであるアプリケーションプログラムに含まれる総不良数は、以下のように計算できます。

 2,000×0.04件=80個

このうち1年間に発見される不良数は全体の20%なので、初年度に発見される不良数は、

 80個×0.2=16個

条件(6)より、初年度に修正対象となるのは影響度大の不良だけとわかります。不良数のうち影響度大の不良は、発見した不良数全体の20%なので、

 16個×0.2=3.2個

影響度大の不良には1個当たり200万円の修正費用が掛かるので、修正費用の期待値は、

 3.2個×200万円=640万円

したがって「ア」が正解です。
© 2010-2024 基本情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop