情報に関する理論 (全39問中36問目)
No.36
コンパイラで構文解析した結果の表現方法の一つに四つ組形式がある。
(演算子,被演算子1,被演算子2,結果)
この形式は,被演算子1と被演算子2に演算子を作用させたものが結果であることを表す。次の一連の四つ組は,どの式を構文解析した結果か。ここで,T1,T2,T3は一時変数を表す。
(演算子,被演算子1,被演算子2,結果)
この形式は,被演算子1と被演算子2に演算子を作用させたものが結果であることを表す。次の一連の四つ組は,どの式を構文解析した結果か。ここで,T1,T2,T3は一時変数を表す。
(*,B,C,T1)
(/,T1,D,T2)
(+,A,T2,T3)
(/,T1,D,T2)
(+,A,T2,T3)
出典:平成18年春期 問37
- A+B*C/D
- A+B*C/T2
- B*C+A/D
- B*C+T1/D
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H27秋期 問19
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論
正解
ア
解説
3つの四つ組を上からひとつずつ式に展開すると、
(*,B,C,T1)
→ T1=B*C
(/,T1,D,T2)
→ T2=B*C/D
(+,A,T2,T3)
→ T3=A+B*C/D
したがって、構文解析前の式は「A+B*C/D」になります。
(*,B,C,T1)
→ T1=B*C
(/,T1,D,T2)
→ T2=B*C/D
(+,A,T2,T3)
→ T3=A+B*C/D
したがって、構文解析前の式は「A+B*C/D」になります。