応用数学 (全48問中10問目)

No.10

Random(n)は,0以上n未満の整数を一様な確率で返す関数である。整数型の変数A,B及びCに対して次の一連の手続を実行したとき,Cの値が0になる確率はどれか。

  A=Random(10)
  B=Random(10)
  C=A−B
  • 1100
  • 120
  • 110
  • 15
  • [出題歴]
  • ソフトウェア開発技術者 H20秋期 問4

分類

テクノロジ系 » 基礎理論 » 応用数学

正解

解説

Random(10)の返す値は整数0〜9なので、Aがとり得る値は10種類、Bも同様に10種類となります。これより、確率の分母となるAとBの組合せ総数は次のように計算できます。

 10通り×10通り=100通り

Cの値が0、すなわち「A−B=0」となるのは、AとBが同じ値のときのみです。これは、A=B=0,A=B=1,…,A=B=9 というように全部で10通りあります。

したがって、Cの値が0になる確率は、

 10通り/100通り=1/10

となります。
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