プロセッサ(全74問中29問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
割込み発生時のプロセッサの処理手順はどれか。
  1. プログラムレジスタ(プログラムカウンター)などの退避
  2. ユーザーモードから特権モードへの移行
  3. 割込み処理ルーチンの開始番地の決定
  4. 割込み処理ルーチンの実行

出典:平成24年秋期 問 9

  • ①→③→④→②
  • ①→④→②→③
  • ②→①→③→④
  • ②→③→④→①
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:プロセッサ
解説
割込み(Interrupt)は、すぐに対処しなくてはならない問題などがシステムに生じたときに、実行中のプログラムの処理をいったん停止し、優先的に事象の解決を図ることを可能にする仕組みです。

割込み発生時は次の手順で処理が実行されます。
1.ユーザーモードから特権モードへの移行(②)
割込みが発生すると自動的に特権モード(スーパーバイザモード)に切り替わる。
2.プログラムレジスタ(プログラムカウンター)などの退避(①)
割込み処理終了後にもとの命令位置に戻れるように現在のプログラムカウンターの値をスタックに退避させる。
3.割込み処理ルーチンの開始番地の決定(③)
所定の割込み処理の開始アドレスを取得して、プログラムカウンターにセットする。
4.割込み処理ルーチンの実行(④)
所定の割込み処理
したがって適切なのは「②→①→③→④」になります。

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