業務分析・データ利活用(全116問中88問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
表の条件で,1回の発注量を40個とする場合を,1回の発注量を100個とする場合と比べたとき,仕入額,発注費,保管費用の年間総額はどうなるか。ここで,在庫は一定の割合で減少し,在庫がなくなると同時に入荷するものとする。
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出典:平成19年春期 問77

  • 182万円安い
  • 152万円安い
  • 152万円高い
  • 182万円高い
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:業務分析・データ利活用
解説
年間発注量が400個なので、年間の発注回数は1回の発注量が40個の場合では10回、100個の場合は4回になります。また「在庫は一定の割合で減少し,在庫がなくなると同時に入荷する」という条件から、保管している在庫量は「発注量/2」になることがわかります。(下表を参照)
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[1回の発注量が40個]
発注費用の合計:(5×40+2)×10=2020
在庫の保管費用:1×40/2=20
年間総額:2020+20=2040

[1回の発注量が100個]
発注費用の合計:((5×100×0.9)+2)×4=1808
在庫の保管費用:1×100/2=50
年間総額:1808+50=1858

1回の発注量を40個とする場合を基準に2つの方法の差額を求めると、

 2040-1858=182

1回の発注量を100個とする場合と比べて「182万円」高くなるとわかります。

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