業務分析・データ利活用(全116問中65問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
図は,製品の製造上のある要因の値xと品質特性の値yとの関係をプロットしたものである。この図から読み取れることはどれか。
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出典:平成21年秋期 問76

  • xからyを推定するためには,2次回帰係数の計算が必要である。
  • xからyを推定するための回帰式は,yからxを推定する回帰式と同じである。
  • xとyの相関係数は正である。
  • xとyの相関係数は負である。
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:業務分析・データ利活用
解説
散布図は、縦軸・横軸に2項目の量や大きさ等を対応させて、分析対象のデータを打点した図で、2項目間の分布・相関関係を把握するのに使用されます。

散布図では、打点したデータ群が右上がりの形状に分布していれば正の相関(一方が上がるともう一方も上がる関係)があり、右下がりの形状に分布していれば負の相関(一方が上がるともう一方は下がる関係)があると判断します。相関係数は相関関係の強さを表す数値で、-1~+1の間の実数値をとります。相関関数が+1に近ければ正の相関、-1に近ければ負の相関があるといいます。0に近いときには2項目間の相関はないと考えます。

設問で散布図を見ると、データが右下がりの形状を示しているため、xとyには負の相関があり、相関係数は負であると判断できます。

この問題の出題歴


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