オペレーティングシステム (全106問中12問目)
No.12
スケジューリングに関する記述のうち,ラウンドロビン方式の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問18
- 各タスクに,均等にCPU時間を割り当てて実行させる方式である。
- 各タスクに,ターンアラウンドタイムに比例したCPU時間を割り当てて実行させる方式である。
- 各タスクの実行イベント発生に応じて,リアルタイムに実行させる方式である。
- 各タスクを,優先度の高い順に実行させる方式である。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
ア
解説
ラウンドロビン方式は、実行可能状態となった順に従って、タスクに一定のCPU時間(タイムクウォンタム)ずつ与えていくタスクスケジューリング方式です。一定時間内に処理が終わらなかったタスクは、実行可能状態の待ち行列の最後尾に移され、次にCPU使用権が与えられるまでの間は待ち状態となります。
各タスクに均等にCPU時間が与えられるためタイムシェアリングシステムに適しています。
各タスクに均等にCPU時間が与えられるためタイムシェアリングシステムに適しています。
- 正しい。ラウンドロビン方式の説明です。
- 処理時間順方式です。
- イベントドリブンプリエンプション方式(リアルタイム方式)の説明です。
- 静的優先順位方式の説明です。