標準化関連 (全14問中12問目)

No.12

“共通フレーム98(SLCP-JCF98)”に関する記述として,適切なものはどれか。
  • IEEE版ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)の規格である。
  • ISO 9001における品質マネジメントシステムの国際規格である。
  • ISO/IEC によって,ISO 12207として制定されたSLCPの国際規格である。
  • 日本国内のユーザー,ベンダー,学識経験者が共同で策定した,国内版SLCPの共通フレームである。

分類

ストラテジ系 » 法務 » 標準化関連

正解

解説

共通フレームは、日本のソフトウェア産業界においての"共通の枠組み"、"共通の物差し"となることを目的として作成された規格です。取得者と供給者双方または、システム開発に関わる全ての人が、ソフトウェアを中心としたシステムの企画, 要件定義,開発,運用,保守の作業内容を共通に参照できるよう詳細に表現したり、ソフトウェア取引を明確化するための基準が記述されています。

SLCP-JCFは、Software Life Cycle Process-Japan Common Frameの略で、ISO/IEC 12207によって規格化されたSLCPモデルに適合しつつ、日本の環境における独自の事項を加えた規格という意味を持っています。
  • 共通フレームは、国内版のSLCPの規格で情報処理推進機構(IPA)によって策定されています。
  • 品質マネジメントシステムの規格ではありません。
  • 共通フレームは国際規格ではありません。
  • 正しい。
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