エンジニアリングシステム (全22問中14問目)

No.14

四つの工程A,B,C,Dを経て生産される製品を,1か月で1,000個作る必要がある。各工程の,製品1個当たりの製造時間,保有機械台数,機械1台当たりの生産能力が表のとおりであるとき,能力不足となる工程はどれか。
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  • A
  • B
  • C
  • D
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H23特別 問71

分類

ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » エンジニアリングシステム

正解

解説

工程ごとに1ヶ月間に生産可能である製品数を計算します。
機械の生産能力は時間が単位となっていて、機械1台当たりが1か月間に稼働できる時間を表しています。生産可能数は「機械の総稼働時間/1個当たりの製造時間」で計算できるため、1ヶ月間に生産可能な製品数を求める式は、

 (生産能力×保有機械台数)/1個の製造時間

となります。
  • (150×3)/0.4=450/0.4=1125
  • (160×2)/0.3=320/0.3≒1067
  • (170×4)/0.7=680/0.7≒971(※1000個未満)
  • (180×7)/1.2=1260/1.2=1050
計算結果から、4つの工程の中で1ヶ月間の生産可能製品数が唯一1000個に満たないCの工程が能力不足であるとわかります。

したがって正解は「ウ」です。
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